自分もかけ湯をして、改めて周囲を見渡すと、山の中腹にある感じの露天風呂が幻想的な雰囲気を出している。一枚の絵画のようなその風景にちょっと見とれていると、自分の手がクイクイッと引っ張られる感触が。いつのまにかまりちゃんが横に来て俺の右手を引っ張っていた。
「おにーちゃん、おふろはいろうよー」
まりちゃんが元気そうに言い、俺の手をとって浴槽に走り出そうとする。危ないからとその手をとりつつ風呂場の床をピタピタと歩いて後ろを振り向くと、じいさんが洗い場でこっちを見て軽く手を上げていた。どうやらしばらくまりちゃんを任せてくれるらしい。たぶん、じいさんが自分の体を洗っている間、まりちゃんが走り回るからだと推察。分業制かよと思ったけど、信頼の裏返しでもあるからいいのだ。
まりちゃんはかけ湯も済んでるし、ワレメもお尻の奥もじいさんの指で丁寧に洗われてる(ちくしょう)からと、俺もそのまま、まりちゃんの手をとって一番近い大きな浴槽の露天風呂に。この浴槽でまりちゃんとはじめて話したんだなぁとちょっと感慨にふける。まりちゃんが露天風呂の階段でなく浴槽の淵から入ろうとしていたので、うしろから両脇をかかえて「よいしょぉっ」と湯船までまりちゃんを持ち運ぶ。そのときに両手の人差し指でまりちゃんの乳首あたりにタッチ。うしろから抱えていたので場所は手探りだったけど、プクっと虫刺されのようになっている、感触が違う個所を発見。そこを指の腹で軽く往復して、まりちゃんの乳首の感触を楽しむ。
まりちゃんはそんなことはおかまいなしに、キャッキャと温泉のなかを歩き始めた。ふと後ろを振り返るとじいさんはこちらに背を向けて洗い場で身体を洗っている最中。といってもヘタなことはできないので、今はまだこれ以上さわったりせずに、さっき感触を確かめたばかりのまりちゃんの乳首をじっくり観察することに。
まりちゃんのあとを追って、「つーかまえた」とやると、きゃあきゃあと喜んでくれる。そしてくるんとこちらに身体を向かせて、まりちゃんの乳首をじっくり観察。直径一センチもないくらいの、ほんのわずかな色づき。その先端に、水滴の反射と外の光の加減で、さっき触って感じた以上に乳首の存在が見てとれる。まだふくらみともいえないような、ほんのわずかな皮下脂肪のすそ野の真ん中に埋もれた、つままれるのを待っているような、ぷくんとした小さな小さな尖り。こんなに小さな子でもちゃんと女の子なんだなぁ。。と感心してしまう。 もうちょっとしっかり尖ってきたら、つまみあげてクリクリと転がして。。洗濯バサミとか、いつか糸を結びつけて引っ張るとか。。
そんな妄想をしていたら、まりちゃんからの反撃が。両手ですくいあげたお湯を結構まともに顔にかけられた。「ぶぶふっ!」と声を出して顔をぬぐうと、目の前にうれしそうなまりちゃんの顔。そして「やったなー」とお約束の反撃。まりちゃんは大喜びでお湯の中を逃げていく。ロリエロと関係なく、まりちゃんとのこんな時間がたまらなく愛しい。